カテゴリ:生活や行事の様子
令和3度10月第4週

 ある日、りんご組へ遊びに行くと「先生、聞こえる?」と声を掛けられました。辺りを見まわすと、自分たちで作ったトランシーバーを片手にニコニコと私の方を見ている2人がいました。慌てて「聞こえたよ。こちら○○です」と返事をし、「何してるの?」「幼稚園をパトロールしてます」など、やり取りを楽しみました。

 その様子を見ていた子が、色画用紙を使って自分のトランシーバーを作り始めました。友達の刺激を受け、自分でもやってみようと取り組んでいる姿に頼もしさを感じました。

 

 

 もりの組では、「はむすたーのいえ」という表札の奥で、お面ベルトを作っている姿がありました。ハムスターの耳を付けるために頑張っていたそうです。その近くでは、机の下でこどもハムスターと赤ちゃんハムスターがヒマワリのタネ(色画用紙製)を食べていました。

 

 各保育室には、いつでも遊びに必要な物を作ることができるように様々な素材や道具を準備しています。こどもたちは、自分のイメージした物を作り、役になりきって遊ぶ楽しさ、実現させる面白さを味わっています。

 

 園庭では、運動会の後もリレーを楽しんでいます。体を動かすことが心地よいこの時期に、繰り返し楽しめるようにしています。

 

 

 一斉活動の時間、りんご組を見に行くとジャンケン大会をしていました。

 掛け声に合わせてジャンケンをしていましたが、声や腕を出すタイミングがずいぶんと揃ってきていて驚きました。これも運動会に向けて様々な活動に取り組んできたことの成果の1つかもしれません。みんなと一緒に活動する楽しさやジャンケンに勝っても負けても楽しんでいる姿に成長を感じました。

 

 

 辰巳小学校5年生に招待してもらい「たつみっこ こうりゅうかい」に参加しました。

 それぞれのコーナーでは、5年生が分かりやすく説明し、優しく教えてもらいながら、クイズやダンス、割り箸鉄砲や買い物、製作やジャンケンなどを体験してきました。 

 

 

 

 

 保育室に戻るとすぐに「5年生に手紙を書きたい」とこどもたちから提案があり、感謝の気持ちを込めて手紙を書いていました。そして、午後には5年生からいただいた制作物を使ってお店を開き、りんご組に優しく声を掛けている姿がありました。

 今回の体験を通して、もりの組のこどもたちは5年生に憧れの気持ちをもったり、小学校の様子を知ったりして、就学に期待をもてたと思います。5年生の皆さん、ありがとうございました。

 

 今週は「にこにこたいむ」もあり、皆で辰巳の森公園へ行きました。

 松ぼっくりやドングリを拾った後は、芝生広場と辰巳富士にも遊びに行きました。斜面を転がったりお尻で滑ったり、駆け上がったりリレーをしたりして楽しんできました。

 これからも機会を見つけて、辰巳の森を楽しみたいと思います。

 

 

 

 湾岸署から警察の方をお迎えし、不審者訓練も行いました。非常時にはどのように自分の身を守り、避難するのかを、実際の訓練や警察の方の紙芝居、DVDを通して学ぶことができました。

 毎月実施している避難訓練は様々な想定で行っています。これからもこどもたちや教職員がどのような状況でも落ち着いて避難行動がとれるようにしていきます。

公開日:2021年10月23日 19:00:00
更新日:2021年10月24日 22:43:20