カテゴリ:生活や行事の様子
3月第3週

令和2年度 最後の週

年中りんご組は、大掃除と次年度の準備をしました。

まずは、砂場道具の大掃除  色とりどりの遊具の中から好きな道具を選び、たらいで洗います。

 

砂場でたくさん遊んだことを思い出したり、4月から来る小さなお友達が気持ちよく使えるようにと考えたりしながら取り組みました。

砂だらけだった道具が、ぬれたスポンジでこするとピカピカになることを楽しみ、頑張った実感を得ていました。

また、天気のよい日だったので、温(ぬる)んだ水の感触も心地よかったようです。

 

終業式の日、降園前にりんご組のこどもたちがホールに集まってきました。

年長組になる練習として、みんなで大型積み木を廊下に運び出すことになりました。

担任が大型積み木の運び方を説明する様子を、目と耳でしっかりと聴いています。

 

今まで使っていた「中型積み木」より大きさも重さも倍くらいある「大型積み木」

どこに手を添えるとバランスよく持ち上げることができるのか、体験を通して学ぶこどもたち。

繰り返し運ぶ中で、積み木はお腹や胸に当て、底から手を入れて持つとしっかり運べること、置く時には、手の位置をずらしながらそっと置くことなど体得していました。

2人で運ぶことにも少しずつ慣れていく様子が見られました。

4月から、ホールで遊ぶのが楽しみになりましたね。

  

 

保育室に戻る道すがら、そらの組ともりの組を探検していきました。

   

 

   

年長組がいないことに寂しさを感じていましたが、空っぽの部屋と教材棚、お休み調べのボードや飼育ケースを見て、「いよいよ年長組になるんだな」ということを意識したようでした。

新しいもりの組さん、春休み中も元気に過ごして、4月7日は笑顔で登園してくださいね。待っていますよ。

 

年長組

「園服を着たまま遊んでいいの?」と聞くと「だって、私たち中学生だもん」の返事に「え…?」となりましたが

そういえば、担任から中学校ごっこをしていると聞いていたんだ!と、思い出しました。

4月から小学生になるこどもたちは、何故か小学校を通り越して中学生になって、学校ごっこを楽しんでいました。

ノートを自分たちで作り、国語や算数の勉強をしている姿が頼もしいですね。

幼稚園で主体的に様々なことに関わり学んでいたように、小学校でも意欲をもって学ぶことを楽しんでいって欲しいと思いました。

   

 

冬に小松菜とニンジンの種を蒔いたのですが、小松菜が美味しそうに生長しました。そこで、小学校のウサギに食べてもらおうと、出掛けてきました。

    

 

「マレンちゃん、小松菜だよ」「おいで」「こっちだよ」

「ユキちゃん、美味しいよ」「ねぇ、食べてみて」「これだよ」などなど声を掛けたのですが、小屋の掃除が終わった後だったので、2匹ともお腹がいっぱいになっていたようです。

園長先生が「後で食べるかもれいないからね」とみんなの持っている小松菜をお皿に集め、小屋の中に入れてくださいました。

2匹に「またね」「元気でね」「小松菜食べてね」など、声を掛けてウサギ小屋を後にしましたが、思い通りに行かなくても気持ちを切り替えて、ウサギたちに声を掛けるこどもたちの姿に成長を感じました。

 

       

 

2年間、友達と一緒に様々なことに挑戦し、たくさんの思い出ができましたね。

小学校でもいろいろなことに挑戦して、大好きなことを増やして欲しいと思っています。

いつも、皆さんのことを応援しています。

 

いつでも幼稚園に顔を見せに来てくださいね。

はばたけ 「げんき いっぱい たつみのこ」

 

公開日:2021年03月19日 20:00:00
更新日:2021年03月21日 02:11:46