カテゴリ:生活や行事の様子
3月第2週

先週の続きになります。

木曜日の午後、年中組のこどもたちがソワソワし始めました。

園庭で年長組と待ち合わせをしていたのですが、皆、手が背中の方に行っていますね。

こちらのお友達も、手は何故か後ろにあります。

準備はできたかな?

皆、揃ったようです。そして、年長組さんに見えないように何かを持っていますね。

 

例年、ホールでお別れ会を行っているのですが、今は緊急事態宣言下なので、園庭で感謝の気持ちを伝えることになりました。

年中組のこどもたちは、一年間一緒に過ごした大好きな年長組に感謝の気持ちを込めて紙コップで作った鉛筆立てをプレゼントしました。

年長組のこどもたちはとてもうれしそうにお礼を言っていました。その表情を見て、年中組も嬉しそうでした。

    

 

     

 

年長組から「すてきな年長組になってね」というメッセージと、「にじ」の歌を手話で見せてもらいました。

(緊急事態宣言下で歌を歌うことを制限されているため、一人一人が心の中で歌いながら気持ちを込めて手話で表現していました)

年中組のこどもたちは、耳だけでなく目や心でしっかりと年長組の歌を聞いていました。

この後、年長組は、先日、年中組一人一人から聞き取った「大好きな果物の絵が描いてあるキーホルダー」をプレゼントしていました。

翌日から、カバンに付けて登園している子がいて、うれしさが伝わってきました。

 

年中組のこどもたちは校庭に遊びに行き、バナナ鬼を楽しみました。

鬼にタッチされるとバナナになってしまいます。でも、仲間が助けてくれたらまた動き出せます。

鬼になったこどもたちが、10数えています。

追いかけるのも逃げるのも、どちらも楽しい鬼遊びです。

 

年長組はホールに集まり、インターネットを活用して「辰巳小学校の1年生と5年生と交流」をしました。

5年生が小学校はどのようなところなのかを年長組に教えるために台本と演出と撮影を担当し、1年生が出演するビデオを作ってくれました。

YouTubeにアップされている映像を、プロジェクターで大きく映して皆で見るという、今の時代だからこそできる活動となりました。

 

こどもたちは、知っている1年生が出ると嬉しそうに名前を言ったり、勉強、休み時間、給食、掃除、そして様々な教室を紹介してもらう度に、感じたことを呟いたりして、楽しく見ていました。

 

辰巳幼稚園の良さの1つである「小学校との交流」が、今年度は実施できませんでしたが、最後に素敵な機会をいただき、こどもたちはとても喜んでいました。

小学校への進学を楽しみにしつつも、漠然とした不安も感じているこどもたちにとって、小学校を知る良い機会になりました。そして何よりも、自分たちが小学校へ行くことを楽しみにしていてくれるお兄さん・お姉さんがいることを知り、うれしかったし安心できたようでした。

 

辰巳小学校のみなさん、ありがとうございました‼ 4月からどうぞよろしくお願いいたします。

 

来週は、いよいよ修了式、終業式です。みなさん、元気に登園してくださいね。

公開日:2021年03月12日 22:00:00
更新日:2021年03月14日 01:43:23