【タイトル】
琴の会【オリンピック・パラリンピック教育】【本文】
昨年度に引き続き、今年度もお琴の先生に来園していただき、鑑賞会を開くことができました。 緊急事態宣言下の会なので、先生とこどもたちの間を十分にあけ、歌はうたわないという約束をしてから会が始まりました。 年長組のこどもたちは昨年教えていただいたことをよく覚えていて、右手の指3本に爪をつけること、糸は13本あることなど、先生の質問にすらすらと答えている姿がありました。 お琴の曲で有名な「六段」、いろいろな奏法を見ることができる「さくらさくら」、みんながよく知っている「うれしいひなまつり」などを聴きました。 こどもたちは、演奏する先生の手元をじっと見たり、音楽に合わせて体を揺らしたり、生の演奏を楽しんでいました。 また、琴は、昔、中国から入ってきた楽器で、日本に住んでいる人たちが「きれいだな」「すてきだな」と思う音が出るようにこの形になったというお話をしてくださいました。 最後に「歌は歌えないけれど、座ったままで踊って楽しんでくださいね」という先生のお話の後、「パプリカ」を演奏してくださいました。 後半は年中組の会でした。 目の前においてある楽器や先生の演奏する姿に目が釘付けのこどもたち。 先生が、「糸の押さえ方によって違う音が出ますよ」と、いろいろな音を出してくださると、こどもたちは大喜びで手をたたいたり、「わぁー」と驚いたり、「ぼよーんだって」と聞こえた音を言葉で表現したりする姿が見られました。 少し長い曲の「六段」も最後まで聴くことができ、お琴の先生も感心していました。 最後は、「パプリカ」で楽しく踊って終わりました。 普段の生活の中では、なかなかお琴の演奏を生で聴いたり見たりする経験はできないと思います。 今回は、日本の文化を肌で体験するよい機会をいただきました。 お琴の先生、ありがとうございました。【添付ファイル】
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